斎藤一人著「二千年たってもいい話」を読み、改めて斎藤一人さんの気配り術の凄さを感じました。

久々に斎藤一人さんの本を読みましたので、
ご紹介したいと思います。

本日ご紹介するのは、
斎藤一人著「二千年たってもいい話」

です。

2009年発売の本ですが、
私が購入したのは今年の4月でした。

本書は、斎藤一人さんが、
全国50カ所を回った講演の最終回である、
神奈川講演の模様を、文章にしたものです。

50カ所の講演では、
毎回違う話をしていると言うことで、
本書を読みながら、
他の49カ所の内容も知りたくなってしまいます。

本書では「ツイている」話しや、
「天国言葉」の話は無く、
例えば、

 ・出世するにはどうすればよいか。
 ・奇跡の起こし方。
 ・夢とはどんなものか。
 ・逆境での受け身のしかた。

・・などが、
斎藤一人さん流の語り口で記載されます。

なお、普通の単行本ですが、
文字が大きくスペースが沢山ありまして、
私の場合ですと、
通勤電車の片道で読み切ることが出来ました。
(ですので本の虫の方には適さないでしょう。)

ところで本書の内容ですが、
私が今回初めて知ったのは、
斎藤一人さんが何故、頭に、
「へんな人」という形容詞を付けているか。

・・ということです。

長者番付で、何年間も日本一になるような方です。
世間の厳しい風にあたり、有らぬ噂も立つでしょう。

そのときに、
普通の人斎藤一人さんだと、
妬みの対象にしか成らないのですが、

変な人が頭に付くと、
変な人だからしかたないか。
と逆風を交わしやすい。
そういった計算があってのことのようでした。


昨日ご紹介した本でも、
「成功したいなら周囲の人に好かれることだ」
という話しがありました。

本書では、
たとえ相手が間違った話しをしていても、
「俺も自信ないんだよね」位言っとけ。
と、相手への配慮を説いていたりするのですが、

そういった対人関係の気配りが、
完璧に出来るのが斎藤一人さんなのだ。
・・と感じます。

斎藤一人さんが経営する銀座まるかん
(本書の時点で)本社社員が5名しかいないそうですが、

斎藤一人さんの、類い希なる、
「周りの人に好かれる力」で成功したのでは
ないかと思いました。
まるで、昨日の本を証明するかのような人物です。

もちろん、これひとつで成功したという
単純な話しではなく、
様々な戦略があってのこととは思いますが。。


その他に心に残ったのは、
斎藤一人さんの夢の話しです。

夢の話しは評判悪いと言いつつ、
読み手的には面白いのですが、

斎藤一人さんの夢は、
牧場を買って裸の美女を放牧し、
毎日誰かとHすること。
・・らしいです。
※”誰かとHする”は、本文では”てごめにする”とあります。(笑)

斎藤一人さんに言わせれば、
夢というのは、これぐらい無茶苦茶で、
絶対にできそうに無いことを指します。

ですから、
例えば自分でレストランを作りたい。など、
頑張れば出来そうなことは夢とは呼びません。

レストランを作りたいのは目標であり、
計画を作って着々と実行すればよいだけだ。
・・と説きます。


こんな具合で、なんというか、
久々に斎藤一人さんの本を読み、
この一冊でも、”斎藤一人さん節”全開を感じました。


人生には様々な戦略があり、
特に人との接し方、気配りなどは、
私自身も大いに見習わねばならないと感じた
今日の一冊です。



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