「COMPLEX」のコンサートに行ってきました。(中編)

記事を書く為にYouTubeを見てみたら、
翌日のニュースでコンサートの様子を紹介した映像が、
UPされています。たとえば、


思わず見入ってしまいました。


YouTubeは本当に面白いので、つい・・・
超久々(これも20年振り位か)に「Be My Baby」のPVを見ました。
学生時代、友人が真似をしていたのを思い出します。(懐)


さて、今回復活ライブで一番気になっていた点は、アレンジでした。

古い曲を演奏する場合、ミュージシャンの方も飽きてくるのでしょう。
新しい事にチャレンジしたくなるのか、
アレンジが違って、がっかりする事が沢山あります。
(さらに悪い事に、得てして、ゆるい感じのアレンジになります。)
CDでも、ベスト盤など、本人がリメイクする場合も、そうなることが多いです。


また、バンド解散後に、
ボーカルの方がバンドの歌を歌う事がありますが、
例えば、こんな具合です。

昨年のROCK IN JAPANの「Be My Baby」です。


これだけ見ると、十分ですが、
本物の「COMPLEX」を見てしまうと、全然違います。
やっぱり布袋さんが必要で、布袋さんが隣に居るときの、
吉川さんは別の人だと思います。

バックミュージシャンの方もプロですから、
布袋さんのギターやアレンジを真似する訳にはいかないのかも知れません。

本物でないと、必ず違ってくるので、今回、氷室京介さんの、
全曲BOΦWYライブには興味が持てず、「COMPLEX」に超超期待したのです。


今回のライブ画像のどれを見ても分かると思いますが、
吉川さんのボーカルの後ろで、
布袋さんがギターを”持って動いている”(←ココ重要)この絵が良いのです。

吉川さんも、布袋さんも、共に何か”へん”どこか”へん”な動きをする
訳ですが、二人揃うと、不思議な事にバッチリ決まる訳です。

そうゆうことを、みんな知っているので、今回の復活ライブは
本当に楽しみでした。


そして、「COMPLEX」の二人も、スタッフもそういったことは
良く理解しているのだと思います。
当時と100%同じ「COMPLEX」を再現してくれました。

アレンジやギター、二人の動き・・・。
全てが21年前の「COMPLEX」のイメージ通りです。


観客が盛り上がったのは、そういった演出が嬉しかった訳です。


二日目は、ステージ両脇から二人が登場して、
真ん中で握手をしました。

ココに至るにあたり、沢山の打ち合わせやリハーサルの時間を
重ねて来た訳で、今更握手というのも・・・
などということは、微塵も思いません。

喧嘩別れしてしまった二人が、
ステージ場で「握手」をすることも、ファンにとって最大の
喜びなのです。


<後編に続く>