「ナイトウィッシュ TOUR2016」を観てきました。大満足です。伊藤正則さんに感謝です。はい。

何時の頃からか記憶にありませんが、
伊藤正則さんのラジオ番組を聴いています。

おそらく高校性位の時に地元で聴いていたのですが、
その後千葉で大学生活を始めたら、
その頃ちょうどBay-FM(FM千葉)という放送局が開局し、

深夜ラジオで、伊藤さんの声に再開し、
嬉しかったのを覚えているのですが、
あれから、早26年ほど経ちました。

この記事を書くに当たり、
伊藤さんは何歳なのかと調べてみたら、
ことし御年62歳とのことです。

昔も今も声はあまり変わらない気がするのですが、
計算してみると当時伊藤さんは36歳とのことで、
今の私より遙かに若く、
もっと遙かに年上だと思っていたので驚きました。

というか、そろそろお年を召して、
深夜ラジオも引退かと思っていたのですが、
まだまだ大丈夫そうで安心しました。

などと書きつつも、私もサラリーマンになり、
毎週深夜ラジオを聴くような歳でもないのですが、
今でも土曜日の夜は時折、伊藤さんの声を聴いています。

POWER ROCK TODAY」という、
早い話しヘビメタ音楽番組です。

正確にはロックを中心とした音楽番組で、
私は結構音楽は聴く方だと思うのですが、
ヘビメタはまったく素人で、
ロック系なら、ボンジョビぐらいならどうにかなるのですが、

流れる音楽の殆どヘビメタのような気がするので、
伊藤さんのしゃべり意外は、
殆どの音が右から左に音が流れるだけです。
(さすがに長年番組を聴いているので、
有名なバンド名は大概知ってますが。)

そんなことを30年近くやっていたのですが、
しかし先週の土曜日、事件が起きました。

初めてこれは凄い。
と思う一曲にであったのです。

ロディアスロックというか、
いまどき、オケヒット(オーケストラを
サンプリング録音した音)を多用し、
なんじゃこりゃ。凄すぎる。とおもったのです。

しかもその人達は、
来週来日公演をするとのこと。

しかも、この業界において右に出る物が居ない
伊藤正則さんが言うには、

「ヨーロッパの人が聴いたら、怒っちゃうよ。」
という位、小さいライブハウスで演奏するとのことです。

ヨーロッパでは人気がありすぎて、
アリーナクラスでないと、見ることのできない
バンドなんだそうです。

その名も「NIGHTWISH」といい、

私が一回聴いて衝撃が走ってしまった曲は、
おそらく最新アルバムの1曲目、
「Shudder Before the Beautiful」です。


これは観るしかないんじゃないか。
と直感し、早速ネットでチケット情報を調べ、
翌日ローソンチケットでいとも簡単にチケットを
入手しました。
座席指定ではないし、ホールも近そうなので余裕です。

とは言っても、肝心の曲がわかりません。
ネットでセットリストを調べ、
youtubeで曲を聴きます。
中々手強い難しい曲も多そうです。

最新アルバムからの曲が多いと言うことで、
AmazoneでCDを注文し、一通り聴いて
22日金曜日となりました。

NIGHTWISHの写真を見ると、
どうも怖そうな人達ですし、
ヘビメタというほどではないかと思いますが、
音はハードロックであることには間違い無く、
どんなおっかない人達が現地にいるのか、

サラリーマンの会社帰りの格好で行って
良いモノか悩みましたが、
勇気を持って初めて、
洋楽のロックコンサートに行きました。

仕事をそそくさと会社を切り上げ、
会場である木場コースとに向かいます。
木場など初めて降り立った気がします。

会場につくと、外人さんが多いなぁ〜。
と感じたのと、
日本の人は案外普通の人達だなぁ〜。
と思いました。

ドリンクをさっと飲み、
会場に入ると既に人も熱気も満タンです。

どうにか一番後ろに潜り込んだのですが、
事前に調べたとおり、
コンパクトで一番後ろでも十分に大きく見えます。

そして開演時間の夜7時になります。
得てして外人さんのロックコンサートなので、
時間通りには始まらないと思ったのですが、
ほぼ定刻通りに始まりました。
北欧の人達は真面目なのかと思いました。

1曲目は、ラジオで聴いて感動した、
「Shudder Before the Beautiful」です。

音響は若干悪い気がしたのですが、
ほぼCDどうりの音を再現しているように思いました。

だいたいコンサートに行くと、
最初五月蠅く音が聞き取れないのですが、
段々なれてくるとしっかり聞き取れるように
なります。

この会場もそうかなぁ〜と思ったのですが、
音の印象は最後まで変わらずでした。

決して悪いという訳では無いと思うのですが、
特にボーカルの音量というか、抜けがもうすこし
あったほうが良い気がしました。

帰り際の他の人の会話を聞いてみると、
音が悪かったけど良かったみたいなことを
言っている人は確かにいました。

しかし、
あのCDの音が再現されるわけです。
私はどちらかというと、オーケストラの音を
どのように出すのか、キーボードの動きに注目
する筈だったのですが、

実際に演奏を観てみると、
一番印象的だったのは、ドラムの演奏でした。

ヘビメタ的には普通なのかも知れませんが、
ツーバスの連打からくるサウンドは半端ありませんし、
タムタムとかシングルの回しが、
普通のバンドサウンドの倍以上あると思いました。

本当かと思うぐらい叩きまくっており、
しかも、わずかに隙あらばスティックを
くるくる回して超余裕です。

初めて見るロックに感動していると、
もうはやくも「Élan」という超良い曲が始まります。

事前に覚えた曲は数曲しか無く、
これを聞き終えたら満足みたいな感じだったのですが、
やはり生は、すばらしいです。

その後も予習の甲斐あって、
最後まで知っている曲が続きました。

途中のMCで今年の「LOUD PARK」で再来日する
発表があり、一同盛り上がりました。
ヘビメタは興味ないのですが、
ナイトウィッシュは観たいので悩みます。


演奏中最も心に残ったのが、
ギターの人やベースの人を初め、
やたら笑顔で演奏していることです。
写真とは違って、メチャクチャ愛想いい人達でした。

ボーカルの、フロール・ヤンセンも、
写真では鼻にピアスで、腕は入れ墨なので、
どんな怖いお姉さんかと思いきや、
遠目に見ると、綺麗なお姉さんでした。

YouTubeでみたライブ映像と同様、
至る処で長髪をぐるぐる振り回して
いたのが印象的です。

コンサートが終わって、
数日過ぎたのですが、
毎日何度もCDを聴いています。

そして、
こんな素晴らしい人たちを紹介してくれた
伊藤正則さんに本当に感謝したいと思います。

おそらく番組でナイトウィッシュを紹介
したのは初めてではないと思いますが、、(汗)

ナイトウィッシュの音は、縦笛やバグパイプ
音も多用されており、日本人の耳というか
琴線にも響く音です。

購入したCDのライナー(解説)は
伊藤正則さんのものでしたが、
解説にもあるとおり、
今回の来日を機会にもっと有名になって
頂きたいと思いました。

アンコールが無いのが残念でしたが、
本当に良いコンサートでした。
もういちど「Élan」聴きたいですね。
24分の長曲、「The Greatest Show on Earth」
も覚えたので、これも良い曲なので、
一度きいてみたいなぁ〜。


===
4月22日のセットリスト
1 Shudder Before the Beautiful ※
2 Yours Is an Empty Hope ※
3 Ever Dream
4 Storytime
5 My Walden ※
6 While Your Lips Are Still Red
7 Élan ※
8 Weak Fantasy ※
9 Alpenglow ※
10 Wishmaster
11 I Want My ters Back
12 Shara
13 Stargazers
14 Gost Love Score
15 Last Ride of the Day
16 The Greatest Show on Earth ※
※Endless Forms Most Beautiful収録曲

上記はヘビーメタル.comを参照
ナイトウィッシュ セットリスト TOUR2016


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