「婚活したら凄かった」はタイトルどおりです。

今回ご紹介する「婚活したら凄かった」ですが、
こちらも前回に続き、男子向けというか、
超がつくほど”独身”男性向けの一冊です。

Amazonの写真では分かりませんが、)
新書本の茶色いカバーに、きつい緑色の帯が付いて
おりまして、

「とりあえずホテルに」と彼女は言った。

・・と書かれています。

どんだけ、週刊誌的下世話な本なのかと思うのですが、
独身の性、買わずにはいられません。

とはいうものの、あまり積極的に読む気にはなれず、
机の上のパソコン横で積ん読になっていたのですが、
ある日崩れまして、その中から出てきたわけです。

整理がてらパラパラ見てみると、
なんとも面白そうというか、
下世話な気分に着火し、一気に読んでしまいました。


著者である、石上賢介氏はフリーのライターです。
30代で一度結婚をして離婚を経験しているということ
で、私のように全く女性と縁が無い方ではありません。

(本書中でも、女性の知り合いは、
情報共有やアドバイスをもらえる点で、
婚活にとても優位に働く事を指摘しています。

本書では自分の事をたいしたことが内容に謙遜されて
いますが、この点は読んで、参考にするに当たり、
差し引いたほうが良さそうです。)


そんな石上氏が、再度婚活を決意し、
その経験談をまとめたのが本書です。

ネット婚活、お見合いパーティー、結婚相談所の
経験や、婚活で知り合った女性が行っている
海外での婚活の様子をそれそれ章立てし、
記事にまとめたもので、かなり具体的です。

表紙の帯に書かれていた「とりあえずホテル」の
ネタは一番最初に出てくるのですが、
しかも、”高嶺の花”CAさんというから、驚きです。

本書を読むと、下世話感は前半がピークで、
その後はだんだん婚活ドキュメント的な、
真面目な内容が濃くなっていきます。


他の婚活の本は読んだ事が無いのですが、
すべて実体験談ということですから、世の中凄い。
・・・と引きこもり系男子の私などは思って
しまいました。


本書のため、沢山の経験の中から、
特にインパクトのある話を載せている訳ですが、
それにしても、本書は凄い。と思いました。

本書を書き終えた時点(去年春頃?)で石上氏は
まだ独身といいますから、現在もまだ婚活をしていて、
もっと面白いネタを集めているのかも知れません。

そして、これ位やっても理想の女子にたどり
着けないかと思うと、婚活は本当に大変だと思います。


これから婚活を。
と思っている方は必読の一冊と思います。
私も頑張らねば。(汗)