スティーブ・シーボルド著「一流のひとに学ぶ 自分の磨き方」から自身の成長の種を見つけたいものです。

本日は、スティーブ・シーボルドさん著

「一流のひとに学ぶ 自分の磨き方」

ー全米屈指の超人気セミナー講師が伝授する12の成功法則ー

をご紹介します。


数日前に、スティーブ・シーボルドさんの著作、
「金持ちになる男、貧乏になる男」を紹介しました。

http://hatena.gwbg.ws/faad

こちらの本を読んで最も心に残ったのは、

貧乏人がお金の心配をする時間に、
お金持ちはお金儲けを考える。

というセンテンスです。

時間は公平に与えられる事を考えると、
どちらがお金持ちになるのか明確と思いました。

思えば、
昔は店に行って初めてお金を使うことが出来たのですが、
今は自宅にいながら、ネットの通販サイトで商品を
購入することが当たり前の時代です。

今日はお金を使うまい。

そのように心に決めて、
休日に自宅に引きこもっていても、


つい、インターネットの通販サイト等を見てしまうと、
あれも欲しい、これも欲しい・・・
・・・と、
お金の使う事ばかり考えて、
一日を過ごすことになったりします。。


世の中マーケティングというか、
お金を使わせる仕組みばっかりです。


さて、
この「お金持ちになる男・・」本が良かったので、
一緒に購入されることが多いという、
アマゾンのお知らせで購入したのが本書です。

アマゾンの仕組みは、本当に良く出来ていますね。(凹)


「金持ちになる男、貧乏になる男」と
「一流のひとに学ぶ 自分の磨き方」は、

どちらも同じような厚みの本ですが、
内容は後者のほうが内容が重く、
読み終えるのにかなりの時間を要しました。

なお、当たり前と言えば当たり前ですが、
お金に関する記述内容は、2冊の間で重複感があります。


本書は一流の人は、ということで、
12のカテゴリで140弱程度のテーマが記されています。
そして、ひとつのテーマを1〜2ページ程度でまとめる
構成となっています。

各テーマは必ずと言って良いほど、
一流の人は○×で、二流の人は○×のような
対比を用いる文体となっているのが特徴です。

少し本文をご紹介すると、

==
二流の人は自分の潜在能力にきづかず、
自分の無能ぶりをひそかに嘆きながら生きている。

ほどんどの人は子供のころに親や兄弟、教師をはじめ
周囲の人から「どうせ無理だ」「だめに決まっている」
と教え込まれ育つ。

大人になっても自分の限界を確信しながら生きている人が
多いのも不思議ではない。

一流の人はこういう信念が間違いであり、
そのために無数の人が精神の牢獄で過ごしていることをしっている。

ほとんどの人が「しまった」と気づくころ、
人生は終わりに近づいている。

老人ホームの入居者に共通する後悔は、
「勇気を出して挑戦すればよかった」である。

==

私たちの多くは、自分のやりたいことや限界について、
小さい頃から、周りの人間に「できない・できない」
と言われて育ちます。
(私も良く言われた記憶がありますが、
欧米も同じと知ったのは、少し驚きでした。)

余計な心配だったり、自分を超えて欲しくない。
というやっかみだったりする訳ですが、

自分では気づかないうちに、
何時しか私たちの心の中に、
限界を作っていきます。

もちろん、それは本当の限界ではなく、
自らの心が、勝手に決めた限界なのです。

つまり、周りの人がいう、
「できない・できない」は、
間違った「教え」なのです。

そこで、本書に記される、
間違っていることを早く認識するのが一流の人で、
人生の残り時間が短くなってから気がつくのが二流の人間。
という指摘は、とても心に残りまして、
長く引用させて頂きました。


他にも、

・一流の人は、高い自己イメージを作り上げる。
・一流の人は、強い信念や野心をもつ。
・一流の人は、明るい。
・一流の人は、何度でも復活する。
・一流の人は、未来志向の言葉を使う。
・一流の人は、断り方を知っている。
・一流の人は、直ぐに報酬を求めない。
・一流の人は、怠惰な生き方をしない。
・一流の人は、先延ばしをしない。
・一流の人は、体重を自己管理する。
・一流の人は、人を褒める。
・一流の人は、チームワークを大切にする。
etc.

・・・など、タイトルを並べてみれば、
成功本/自己啓発本に書かれている、
当たり前の話が記されています。

本書を読むのに時間がかかったのですが、
その理由を、ブログを書きながら考えてみると、

本書はテーマ毎に物語性というか連続性が無く、
まるで辞書を読んでいるような雰囲気だった
かもしれません。

本書は、いわゆる成功本/自己啓発本
インデックスのような本のため、
読んだ印象は、決して面白い。
といった感じではありません。

しかし、
本書に書かれていることは、
一流の人間になる道程と感じました。

現時点で出来なかったことは、
一つ一つ直していく必要があるわけです。

一流や成功を目指す人たちの辞書として、
本棚に一冊おいて置きたい本と感じた今日の
一冊です。




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