松永修岳著「一生お金に困らない人の運の習慣」を読み、積極的な活動が金運アップに大切と感じました。

本日は松永修岳さん著

「一生お金に困らない人の運の習慣」

をご紹介します。

最近連続で松永修岳さんの「運」に関する著書を、
ご紹介していますが、
今回はタイトルそのもの「金運」上昇の話です。


では早速内容をご紹介します。

本書では、
はじめに「運」の性質について説明されます。

ポイントは、

・運は良くなったり悪くなったりと、
 循環する性質のものある。

・運をため込むことはできず、
 適度に使う必要がある。

です。

一流の起業家や芸能人・スポーツ選手が、
運悪く週刊誌に話題を提供してしまう
ことがあります。

本書によれば、
適度に運を使っていないから。
ということのようです。


今回はお金に関する話ですので、
具体的に金運を使う方法が示されます。

例えば、お金を沢山稼いだ時は、
寄付をしたり、知人にご馳走をおごったり、

・・・周りの人のためにお金を使うことです。


寄付の重要性は、
様々な成功本にも書かれています。

個人的に大した寄付をしたこともなく、
その効果も全くピンとこないのですが、

本書では、
仕事等で誰かの役に立つ行動が、
金運上昇への道である。とあります。

つまり寄付をすることで、
人の役に立つことを認識することが
重要ではないかと感じました。


本書では冒頭にもうひとつ大切な考え方が
示されています。

それは優先順位です。

「お金」→「健康」→「精神」

というように充実させる順番があることです。
お金が精神よりも重要という事ではなく、

ある一定レベルのお金が無いと、
健康や精神的なものは得られない。

という考え方です。

欧米では貧困層ほど(不健康に)太って
いるという話がありますが、

つまり、お金が無ければ、
カロリーあたりの価格が高いが野菜やお魚など、
健康に良い食材を食べることが出来ない訳です。

本書では、
お金が稼げるようになったら、
健康に良いモノを食べることにお金を
使いなさいと書かれています。

安いからといって、
いつまでもコンビニ弁当や
ファーストフードの生活をしていると、
いつしか体調を壊し、治療費にお金が
流れてしまうわけです。


ここで、お金に困らない方法を
いくつかピックアップしてみます。

・お金が増える使いかたをする。
 自己投資、寄付、ご馳走をおごるなど。

・沢山移動する。
 お金持ちは仕事の出張やプライベートの旅行など、
 年中、移動する生活を送っているそうです。
 つまり多くの人と合い、活動的ということです。
 なおインターネットでの交流も移動と同じ効果が
 あるそうです。

・年収3倍の人とつきあう。
 友達5人の平均年収が自分の年収という
 話もありますが、お金持ちの人と付き合えば
 自然とお金持ちの考え方が身につきます。
 問題は、どこで知り合うか。ということですが・・。

ドーパミンの出る生活をする。
 ドーパミンは感動したときに多く分泌されます。
 良い映画や音楽、綺麗な環境に身を置くことを
 心がけましょう。

・耐える力を身に付ける。
 フルマラソントライアスロンをする
 一流経営者も多い訳ですが、耐える力を
 養うことで、運を身に付けています。

 なお、マラソンの完走時には沢山のドーパミン
 出ることで、次のやる気に繋がるとありました。

・・・etc.


そして、
本書の後半に示される大切な事は、

金運は、人との関わりによって変化するものである。
ということです。

一流ホテルのロビー、目標とする講師のセミナー、
趣味のサークル、勉強会・・なんでも良いのですが、
自分の目指す人が多くいる場所に出かけましょう。

年収3倍の人と付き合うという話とも似ていますが、
気づくべき事は、

「自分が他人に紹介できるような人とつきあっていない」<p166>

という事だと感じます。

結局の所、最強の金運アップの方法は、

他人に紹介できる人物とつきあえるぐらい、
自分が魅力的な人物になる。

ということなのです。

そして、
本書の最後に書かれるのは、
幸運の「予兆」を感じとることの大切さです。

突然、ふと、あの人に会いたいとか、
何となく、悪い予感がするとか、

・・・
どんな人でも日常的に感じる事ですが、
多くの人達は気に留めずに過ごします。

これらの何気ない、
ふと沸いた気持ちの中から、
幸運の「予兆」に気付くことができれば、
さらに運の良い人生が切り開けるはずです。

「予兆」により気付くためには、
瞑想(1日5分でOK)、幸せな恋愛、おいしい食事、
大自然や綺麗な夜景をみて感動する。

などを重ねていく事が大切です。


個人的に、
お金の話は、恋愛と並ぶ人生の2大テーマですが、
本書を通して読んでみると、

 活動的な生活(人と積極的な交流や旅行)
 自分自身の向上(スキルや人間性の向上)
 質の良い暮らし(綺麗な住環境、良質な食事)
 感動を感じる習慣(映画や芸術)
 マンネリな生活をしない(毎日違う事を試みる)

などが、
金運上昇のために重要と感じました。

そしてこれらは、
私たちの目指すべき、一つの幸せの形でありますが、
案外、沢山のお金が無くても、
工夫すれば手に入る物ばかりではないかと感じます。

つまり、
お金持ちや、幸せになるということは、
健康で積極的に人と交流したり、
映画を見たり旅行へ行ったり、、

そういった毎日を過ごすことではないかと感じた
今日の一冊でした。



 
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